エンゼルスのタイラー・スカッグス投手が2019年に遠征先ホテルで急死したことに関し、薬物提供の疑いがかかっている元球団広報エリク・ケイ氏の裁判が8日(日本時間9日)、テキサス州で始まった。

複数の米メディアによると、ケイ氏の弁護士は、スカッグス投手は死亡した日に当時の同僚だったマット・ハービー投手(32=オリオールズFA)から薬物を渡されたと証言したという。

弁護士は、ケイ氏がスカッグス投手と7月1日の亡くなる直前に会話を交わしたと証言。そのときに同投手は、持っていたピンク色の錠剤について「ハービーからもらったパーコセットだ」と話していたと話しているという。パーコセットはオピオイド鎮痛薬の一種で、スカッグス投手がその夜にアルコールとともに服用したことが明らかになっている。死因は、就寝中に嘔吐(おうと)した物を喉に詰まらせた窒息死とされている。

ハービーは今週、証人として裁判に出廷する予定。ニューヨーク・ポスト電子版によると、ハービーの代理人スコット・ボラス氏は、この件に関しては担当していないためコメントを控えると話したという。