アスレチックスなどで活躍したジェレミー・ジアンビ元外野手が9日、急死した。同球団でMVPに輝いたジェーソン・ジアンビ元内野手(51)の弟で、47歳だった。

ジ・アスレチックのケン・ローゼンタール記者が代理人のジョエル・ウルフ氏の話として伝えたもので、南カリフォルニア州の両親の自宅で息を引き取ったという。ジアンビ兄と家族はプライバシーを理由に、詳細は明かしていないという。

ジェレミー・ジアンビさんは1996年ドラフトでロイヤルズに指名され入団。98年にロイヤルズでデビューし、00年に兄が所属するアスレチックスに移籍。兄がヤンキースに移籍するまでの2年間、兄弟でチームメートとしてプレーした。フィリーズ、レッドソックスにも所属し、メジャー6年間で通算打率2割6分3厘、52本塁打、209打点。ステロイドなどの禁止薬物スキャンダルが起こっていた05年には、ステロイド使用の過去を明かしたことが米メディアで伝えられた。