菊池雄星投手が所属するブルージェイズのピート・ウォーカー投手コーチ(52)が、24日夜に酒気帯び運転で逮捕されていたことが分かった。複数のメディアが報じた。

USAトゥデーが入手した逮捕供述書によると、同コーチは制限速度45マイル(約72キロ)の道路を82マイル(約132キロ)で走行しており、呼気から強い臭いを発し、目がとろんとした状態だったという。

午前0時45分に逮捕され、呼気アルコール濃度検査を拒否したという。

25日の午前中に、500ドル(約6万円)の保釈金を支払い保釈された。26日のヤンキース戦後に取材に応じ「球団、ファン、そして家族に対し、とても申し訳なく思っている」とコメントしている。

逮捕されたのは、チームがキャンプを張っているフロリダ州ダニーデンの施設から20分ほどの距離の場所だった。ブルージェイズは声明で、「現在情報収集に努めており、法的プロセスに配慮し、これ以上は言及しない」と述べた。

同コーチは95~06年までブルージェイズやメッツなどで投手として活躍。04年には横浜でプレーし、10先発で2勝4敗、防御率6.80を記録した。引退後はマイナーなどで指導し、12年オフにブルージェイズの投手コーチに就任した。