レッズの新人右腕ハンター・グリーン(22)がデビュー2試合目の先発登板で、1試合中に100マイル(約161キロ)超えを39球投げるメジャー新記録をマークした。

MLBで球速データが記録されるようになった2008年以降、これまでの1試合中100マイル超え最多は、メッツの右腕ジェイコブ・デグロム(33)が昨年の6月5日にマークした33球だった。2位はカージナルスの右腕ジョーダン・ヒックス(25)が19年5月19日にマークした29球、3位はレッドソックスの右腕ネーサン・イオバルディ(32)が15年8月19日にマークした28球、4位はデグロムが昨年5月31日にマークした27球だった。

グリーンはこの日のドジャース戦でこれを抜き、5回までに100マイル超えを39球。6回は疲労が出たのか球速がやや落ち、打たれて途中降板した。5回1/3を1被弾を含む5安打3失点、6奪三振無四球で80球で交代した。速球は57球を投げ平均100・2マイル(約161キロ)。101マイル(約162・5キロ)は11球あり、これはデータが記録されるようになって以降最多だった。