ブルージェイズ加藤豪将内野手(27)が、ブルペンで投球練習をする様子がカナダの地元テレビ局で26日(日本時間27日)、紹介された。

ピート・ウォーカー投手コーチの指導を受けながら、セットポジションから投げる練習を繰り返す映像が流された。投球始動時のグラブの位置、足の上げ方など細かく指導を受けていた。

テレビのリポートによると、加藤は「どんな状況にでも対応する準備をしている」とし、ウォーカー投手コーチは「(加藤が登板するような)状況が起こらないことを願うが、もしそれが起こった場合、彼はマウンドに安心して送り込める存在になる」と話したという。

加藤は今季、ブルージェイズでメジャーに初昇格。マイナーでは内野の全ポジションと外野の両翼を守りスーパーユーティリティーの役割をメジャーでも期待されている。昇格後は21日に二塁でメジャー初のスタメン出場を果たし、26日のレッドソックス戦では一塁で2度目のスタメン出場。登板経験は1度もないが、ユーティリティーのレパートリーに新たに投手が加わることになるかもしれない。