左手薬指捻挫で28日のホワイトソックス戦を欠場した鈴木誠也外野手の状態について、カブスのデービッド・ロス監督は、「前日よりは快方に向かっている」と述べたことが分かった。地元メディアのNBCスポーツ(シカゴ)が報じた。

この日の試合前練習で、鈴木は26日の試合で痛めた患部をテープで固定し、左手を持ち上げたまま前後に動かし、様子をみていた。

カブスは同選手を10日間の負傷者リスト(IL)に入れるかどうか、注意深く観察しているところ。ジェド・ホイヤー編成本部長は、「患部が腫れて痛む状態。できればIL入りは避けたい」と述べた。

カブスは28日、虫垂炎でIL入りしていたクリント・フレージャー外野手を出場登録。もし鈴木がIL入りする場合は、新型コロナウイルス関連特例でのIL入りから復帰が認められたジェーソン・ヘイワード外野手が戻ってくる可能性がある。