エンゼルス大谷翔平投手(27)が「2番DH」で出場し、第1打席で6試合ぶりの安打となる今季10号本塁打を放った。

1回1死、右腕ベリオスと対戦し、カウント2-2から低めのカーブを捉えた。打球は角度よく上がり、右越えの先制ソロ。打球速度108・8マイル(約175キロ)、角度26度、飛距離413フィート(約126メートル)だった。

今季10号は6試合ぶりのアーチ。また、日曜日の打撃成績は試合前の時点で28打数9安打の打率3割2分1厘、2本塁打、7打点となっており、この日も日曜日に強い「サンデー・ショウヘイ」が本領を発揮した。

勢いをつけると、4点ビハインドの3回無死一塁から、高めの直球を捉えて中越えに2打席連続となる反撃の11号2ラン。今季3度目、メジャーで9度目となる1試合2発でチームを鼓舞した。

大谷の2発目で流れをつかんだエンゼルスは、この回に同点とし、さらに4回、ウォードの勝ち越し2ランで4点差を逆転した。

大谷の第3打席は4回無死、左腕ボルッキーとの対戦で空振り三振。6回無死二塁の第4打席は死球で出塁した。

8回1死の第5打席も四球で出塁。この日は3打数2安打3打点と奮起したが、チームは投手陣が崩れて逆転負け。ブルージェイズとのカード4連戦で4連敗を喫し、5連敗で貯金は5に減った。