メッツの40人枠を外れ、事実上の戦力外となっていた加藤豪将内野手(27)が、そのまま傘下3Aシラキュースにとどまることになった。20日(日本時間21日)、MLB公式サイトの選手ページが更新され判明した。

マイナーでプレーすること自体はDFA(40人枠を外されること)前と変わらないが、これまではメジャー出場の前提となる40人枠に入っていたため、枠外のマイナー選手よりも優先的にメジャー昇格ができた。実際5月17日にはメッツ移籍後初昇格。4日後に再降格するも今月10~12日のエンゼルス戦では補欠要員としてメジャーチームに同行していた。今後再びメジャー昇格するためには、まず40人枠に入る必要がある。

加藤は2013年にドラフト2巡目指名でヤンキース入り。今季はブルージェイズとマイナー契約を結び、開幕でメジャー初昇格。4月9日のレンジャーズ戦で代走でメジャーデビューし、4月27日のレッドソックス戦でメジャー初安打を記録した。

5月4日にブルージェイズの40人枠を外れ、ウエーバーを通じてメッツに移籍。5月17日にメジャー昇格したが、出場機会がないままマイナーに降格していた。マイナーでは今季13試合で打率.087、0本塁打、3打点だった。