エンゼルス大谷翔平投手(27)が「3番DH兼投手」として、今季13試合目の先発マウンドに上がった。17号ソロを含む3長打を放った前日に続き、「シティ・コネクト(City Connect)」のユニホームを着用。南カリフォルニアのビーチとサーフスタイルをイメージしたデザインで、当日の着用ユニホームはホーム、オルタネイト、シティ・コネクトの中から、先発投手の希望が優先されている。今季からエンゼルスも導入した「シティ・コネクト」ユニホームとは?

MLBが昨季2021年シーズンから導入した。各球団が拠点とする市とナイキ社による共同企画。本拠地のある都市イメージを、1990年代後半のデザイン風に仕立てている。

昨年はダイヤモンドバックス、レッドソックス、カブス、ホワイトソックス、ドジャース、マーリンズ、ジャイアンツの7球団でスタート。今季はナショナルズ、アストロズ、ロイヤルズ、ロッキーズ、エンゼルスでも始まり、パドレスも7月8日から着用開始する。

エンゼルスのデザインは、チームカラーの赤、南カリフォルニアのビーチとサーフスタイルをイメージしたクリーム色が基調となっている。「Angels」ロゴの下になびく1本線は、波とサーフボードをイメージ。「s」のデザインには新旧2人の大砲、ティム・サーモン氏とマイク・トラウト外野手(30)がともに「サケ」と「マス」の魚名が入ることから、魚の尾がイメージされている。

スポーツ専門局ESPN電子版は17日、シティ・コネクト・ユニホームのデザインランキングを発表。1位はロッキー山脈をイメージしたロッキーズ、2位は黒に白のピンストライプを配したホワイトソックスだった。エンゼルスは13球団中で8位だった。

他球団では、全米一の桜の名所で有名なナショナルズは、ロゴをピンクで縁取り、桜の絵柄も添えた。本拠地ヒューストンが「スペース・シティ」のアストロズは、宇宙をイメージしたユニホームになっている。