エンゼルス大谷翔平投手(28)が、アスレチックス戦で2本塁打を放ち今季24号とした。マルチ本塁打は今季5度目で、ヤンキースのジャッジの9度に次いで両リーグ2位タイ。球団では2006年トロイ・グロースに次いで2位タイとなった。メジャー通算では11度目。また、メジャー通算117号とし、元マリナーズのイチローに並び日本選手歴代2位タイとなった。

大谷は「2番DH」で出場。まずは初回、カウント1-1から外角フォーシームを左中間スタンドにたたき込んで先制23号ソロ。5-7の7回には、1ストライクから内角に大きく外れたスライダーを捉え、右中間スタンドに運んだ。

エンゼルスは大谷の2本を含め7本のソロ本塁打を放った。2回にスズキ、3回にウォード、4回にアデル、6回にウォルシュが放ち、9回にはモニアクが移籍後初安打となる1号ソロを放った。米メディアによると、1試合ソロ7本はメジャー記録タイで、それ以外の得点が入らず試合が終わったのはメジャー史上初。試合は先発ジャンクの6失点が響き、7-8で惜敗した。7本塁打を放ちながら敗れたのは、メジャー史上6度目となった。