米メディア「ジ・アスレチック」は21日(日本時間22日)、「今オフ、スター選手の不人気トレードを検討すべき球団」として、エンゼルスを筆頭候補に挙げた。どれだけGMがファンに嫌われたとしても、大谷翔平投手(28)のトレードを検討すべきとした。

大谷の評価は高い。「オオタニは地球上で最高の選手であり、ユニコーンだ」とし「ベーブ・ルースには申し訳ないが、これほど優れた二刀流選手を見たことがない。フィールドで大谷以上の活躍できる選手もいない」と表現した。だが、23年終了後は、大谷が強力なチームでのプレーを望むため「エンゼルスと再契約する可能性は極めて低い」と現状を分析した。

そのため「サンディエゴでのウインターミーティングでは大谷を主役にするしかない」と断言した。その上で「大谷は(ナショナルズから今季途中パドレスにトレードされた)ソト以上の見返りが期待できる」とした。大谷はFAまで残り1年だが、投打二刀流のため、ソト2年分と同等の価値があると見込んだ。

大谷の想定トレード相手としては、交換要員として豊富な若手有望株を保有するドジャース、マリナーズ、ブルージェイズ、ジャイアンツ、カージナルス、ヤンキース、オリオールズを挙げた。