今季限りで現役から引退するカージナルスのヤディエル・モリーナ捕手(40)が、2023年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で母国プエルトリコ代表の監督を務めることが29日に発表された。MLB公式サイトが伝えている。

モリーナは04年にデビューし、ゴールドグラブ賞9度、シルバースラッガー賞1度受賞。06、11年にワールドシリーズ制覇し、昨季は121試合で打率2割5分2厘、11本塁打、66打点を記録し、自身10度目のオールスター選出を果たした。今季は76試合で打率2割2分、5本塁打、23打点。

同選手はプエルトリコ代表として第1回開催となる2006年WBCに23歳で出場し、09年にも出場。13年と17年大会ではオールWBCチームに選出された。WBCでチームを率いる前に、まずは今冬にベネズエラのプロ野球チームで指揮を執ることになっている。