エンゼルス大谷翔平投手(28)がシーズン最終戦の登板を5回1安打1失点、6奪三振1四球で終え、公式記録上で史上初となる投手、打者両方でのダブル規定到達を果たした。

「投手大谷」は今季28試合に先発、166回を投げ15勝9敗、防御率2・33で、WHIPは1・01、奪三振率(9回平均の奪三振数)は11・87。防御率はバーランダー(アストロズ)、シース(ホワイトソックス)、マノア(ブルージェイズ)に次ぎア・リーグ4位に入り、勝利数は同4位タイ、奪三振は219で同3位、奪三振率は同1位となった。球団広報によると、規定投球回に到達し、防御率、WHIP、奪三振率の3つでこのレベルの数字を残したのは、過去には1997年のランディ・ジョンソン(マリナーズ)しかいないという。

「打者大谷」は、打率2割7分3厘、34本塁打、95打点、OPS.879で、打率はア・リーグ25位、本塁打は同4位、打点は同7位、OPSは同5位だった。

CBSスポーツの公式ツイッターは「オオタニはヤンキースのスタントンより多く本塁打を放ち、ドジャースのベッツより高い打率、ヤンキースのコールより優れた防御率を残し、バーランダーより多く奪三振を記録した」と伝えた。