ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(30)は前日4日(同5日)にロジャー・マリスを抜くア・リーグ新記録の62本塁打を放ってから一夜明け、最終戦を欠場した。完全休養は8月3日以来、2カ月ぶりとなった。

最終成績は打率3割1分1厘、62本塁打、131打点で、本塁打は40本でア・リーグ2位となったエンゼルスのマイク・トラウト外野手(31)に22本差をつけて断然トップ。打点も2位に5差でリーグトップとなったが、打率は2位に終わり、2012年のミゲル・カブレラ内野手(39=タイガース)以来となる3冠達成はならなかった。首位打者は、この日の最終戦で1打数1安打、2四球で打率3割1分6厘としたツインズのルイス・アラエス内野手(25)が輝いた。

ヤンキースは99勝63敗のア・リーグ東地区首位で、11日(同12日)からの地区シリーズでガーディアンズ-レイズのワイルドカードシリーズ勝者と対戦する。ブーン監督は「できる限り長くポストシーズンを戦いたい」と話した。