パドレスのダルビッシュ有投手(36)が第1戦に先発し、7回101球を投げ、6安打4奪三振1失点で勝ち投手の権利を持って降板した。敵地にメッツファンの大歓声やブーイングが響く中、サイ・ヤング賞3度の右腕マックス・シャーザー(38)と投げ合い、5回途中7失点でKOされた相手先発に投げ勝った。
1回に4番ベルの2ランで2点を先制すると、ベンチで両手を挙げてガッツポーズ。直後のマウンドでは1死から死球と二盗で1死二塁のピンチを招き、さらに右前打で1死一、三塁。ここで今季打点王の4番アロンソを2ストライクから見逃しで3球三振に切った。2死一、三塁からは右飛に打ち取り、大事な初回を無失点で切り抜けた。
2回もソロで追加点を挙げ、3-0とリード。2回は中前打と二盗で無死二塁とされ、さらに1死二塁から三盗を決められた。早くもこの試合3盗塁目で1死三塁のピンチを招いたが、フルカウントから空振り三振、中飛で無失点に抑えた。3回無失点、4回も4番アロンソを2打席連続の三振に打ち取るなど、3者凡退で切り抜けた。
5回には打線がシャーザーから3ラン、ソロと2発を放ち、計4本塁打で7点を奪いKOした。
大量援護を受けたダルビッシュは5回1死からソロを許したが後続を断った。6回は1死から2打席連続三振だったアロンゾに右前打を許すも、無失点に切り抜けた。7回は1死から二塁打を浴び、ここでトレーナー、メルビン監督らがマウンドに来て状態を確認。続投したダルビッシュがカーブで空振り三振、遊飛に打ち取り、ベンチに戻るとハイタッチで迎えられた。
ポストシーズンは過去に7試合登板し、2勝5敗、防御率5・18と苦戦したが、メッツ戦はこれまで8試合登板し、5勝0敗、防御率2・56。今季も2戦2勝と好相性を誇った。登板前日には「あまりエキサイトしすぎないように、がんばりたいと思います」と抱負を語っていた。



