メジャー17年間でワールドシリーズに8度先発も、いまだ白星のないアストロズのエース右腕ジャスティン・バーランダー(39)について、ベーカー監督が試合前、第1戦での同投手の投球を振り返った。

バーランダーは3回まではほぼ完璧な投球だったが4回から突然崩れて5回を6安打5失点。チームは延長10回で敗戦し、本拠地での初戦を落とす痛い結果となった。試合後は「5点のリードなら99%は守る自信があるが、それができなかった」と落胆していた。

ベーカー監督は、バーランダーを早めに代えなかったことを問われ「彼を引っ張ったのは、過去の結果とは関係ない。彼がワールドシリーズでまだ勝っていないことも知らなかった。帰宅して息子からそれを教えられたが、ウソをつかれているのかと思った」と振り返り、「彼はピンチを切り抜けるという点でも誰よりも優れている。ジャスティン・バーランダーという投手と彼の偉大さを尊敬している」と話した。

トミー・ジョン手術で1年間離脱し、今季開幕から復帰したバーランダー。リーグ最多の18勝(4敗)、同ベストの防御率1・75をマークし、サイ・ヤング賞の有力候補に挙がる。だが今ポストシーズンは、マリナーズとの地区シリーズでも4回を6失点と崩れた。ベーカー監督は「手術明けの影響があるかは分からない。ポストシーズンで苦戦した偉大な投手は過去にもいた」と話した。