今オフにポスティングシステムを使用してメジャー挑戦を目指す阪神藤浪晋太郎投手(28)が、大リーグFA実力ランキングで50位に入った。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」が2日(日本時間3日)、トップ50人を掲載。契約金額も含めた選手の市場価値を表すもので、藤浪は18位のソフトバンク千賀滉大投手(29)とともに「98~99マイル(約158~159キロ)の速球とスプリットの武器があり、メジャーでかなり優秀な救援投手になれる」と紹介された。

大リーグは例年200人以上がFAとなり、実力上位50人には大物選手がずらり。通算223勝のグリンキー(ロイヤルズ)、391セーブのジャンセン(ブレーブス)らは圏外で、藤浪の評価の高さがうかがい知れる。「この2年は日本のマイナー生活が長かった」と実績を不安視しながらも、「制球難は解消されつつある。システムが異なるここ(MLB)なら、短いイニングで頭角を現すかもしれない」と、メジャー適性の可能性を伝えた。

千賀は右投手全体でも5位の高評価。契約は4年総額8000万ドル(約120億円)以上と予想した。

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