ジャイアンツが、ブルージェイズからFAになった先発右腕ロス・ストリプリング(33)と2年総額2500万ドル(約35億円)で合意したと13日(日本時間14日)、複数のメディアが伝えた。1年目終了後にオプトアウトできる権利が含まれる。年俸の内訳は契約金500万ドル(約7億円)、1年目の年俸が750万ドル(約10億5000万円)、2年目が1250万ドル(約17億5000万円)。前日に獲得した先発左腕マナイアと同額の契約となる。

ストリプリングは16年にドジャースでデビューし、18年には33試合で8勝6敗、防御率3.02を記録しオールスターに初選出。20年シーズン途中にブルージェイズに移籍し、昨季は32試合(先発24)で10勝4敗1セーブ、防御率3.01で初の2桁勝利を記録した。これでジャイアンツの先発候補はエース右腕ウェブ、カッブ、ウッド、デスクラファニ、ストリプリング、マナイアの6人となり、地元紙サンフランシスコ・クロニクルによれば6人ローテを採用する可能性もあるという。