WBCドミニカ共和国代表入りが期待されていたヤンキースのルイス・セベリーノ投手(28)とブルワーズのフレディ・ペラルタ投手(26)、そして前日に不参加が報じられたマリナーズのルイス・カスティーヨ投手(30)の3人が、大会に出場しないと2日、地元メディア「Z101」のエクトル・ゴメス記者が伝えた。
同記者が自身のツイッターで明かしたもので、欠場の理由に「3人とも所属球団から大会に参加しないよう推奨された」と、それぞれのチームの意向が影響しているとリポートした。
オールスター2度選出を誇るセベリーノは21年9月にトミー・ジョン手術から復帰。昨季は広背筋の張りなどで19試合の登板にとどまり、7勝3敗、防御率3・18だった。ペラルタは21年に10勝5敗、防御率2・81を記録しオールスターに初選出。カスティーヨは昨年7月にレッズでオールスターに出場し、その後マリナーズに移籍。2チームで計25試合に登板し8勝6敗、防御率2・99だった。
13年大会で優勝したドミニカ共和国だが、スター選手で占められた今回は最強メンバーとの呼び声が高い。21年の本塁打王ウラジーミル・ゲレロ内野手(ブルージェイズ)や通算125本塁打のフアン・ソト外野手(パドレス)、昨季ア・リーグ新人王に輝いたフリオ・ロドリゲス外野手(マリナーズ)らが名を連ねている。