【オークランド=四竈衛】メッツ千賀滉大投手(30)が、あと「1死」というところでデビュー戦からの3連勝を逃した。5回途中まで2本塁打を含む7安打4失点4四球7奪三振の内容で、勝敗はつかなかった。試合後は「自分の投球ができず、ダラダラとした試合に自分も乗ってしまったなという印象です」と、まずは反省の言葉を口にした。

立ち上がりの初回は3者凡退と、順調にスタートした。大量6点の援護を受けた2回は、四球と安打の走者を許したものの、3アウトすべてを空振り三振で奪った。だが、最後まで本調子ではなかった。3回2死一塁から、二塁後方へポトリと落ちる安打で1失点。4回には2ラン、5回2死からソロ本塁打を浴び、四球を与えたところで交代を告げられた。

5回表、味方の攻撃が打者11人、6得点と長引いたこともあり、千賀は一塁後方のブルペンへ。軽めのキャッチボールで体を動かしたが、細かい制球ミスなどで球数96球を要したこともあり、12-4と大量8点リードしても、白星には届かなかった。

渡米1年目で、初めて3時間の時差がある西海岸への遠征。しかも、初めての球場での初戦とあって、メジャーならではの戸惑いを感じた。「初めてのことだったので、体がうまくコントロールできてない部分もあったと思いますけど、こういうことを経験して乗り越えていきながら、この世界で生き残っていけるように準備したいと思いました」。白星こそつかみ損ねたものの、千賀にとっては収穫もあった3戦目となった。