エンゼルスのローガン・オハピー捕手(23)が、左肩の関節唇損傷で手術を受けることとなった。近日中にも行う予定で全治は4~6カ月。シーズン中の復帰は絶望的な状況となった。オハピーは「手術することになるのは驚いた。2回目に(左肩を)やった時は、よくない状況だと分かった。起こりえることだが、不運だった」と話した。

オハピーは昨年8月にブランドン・マーシュ外野手(25)とのトレードでフィリーズから移籍。メジャー2年目の今季は、開幕から正捕手として活躍。16試合の出場で打率2割8分3厘、4本塁打、13打点と打線をけん引した。

今季は大谷の登板4試合で女房役を務め、バッテリーを組んだ全試合て安打を放ち、14打数4安打の打率2割8分6厘、2本塁打、4打点と援護した。

「8番捕手」で出場した17日のレッドソックス戦、1回の第1打席でファウルを放った際に左肩を痛め、その後も打席に立って安打を放った。3日後のヤンキース戦では4打数3安打。だが、9回の第4打席で三塁線を破る安打を放った際に、再び左肩を痛めた。

期待の若手捕手が痛い長期離脱となり、当面はチャド・ウォーラク捕手(31)とマット・タイス捕手(27)で補っていく予定。ミナシアンGMは「つらいこと。彼(オハピー)は、懸命に練習していた。開幕から非常にいいスタートを切った。ケガは起こりえる。チャドとマットもいるし、現在のロースターで問題ない」と、努めて前向きに話した。