レッドソックス吉田正尚外野手(29)がヤンキース戦に「2番左翼」で出場し、4試合ぶりに無安打に終わった。

メジャー屈指の右腕ゲリット・コール(32)と初めて対戦し、1回1死の第1打席は初球の外角94マイル(約151キロ)フォーシームを右飛、3回2死一塁の第2打席はフォーシームとナックルカーブ、チェンジアップの緩急で攻められカウント2-2の6球目、98マイル(約158キロ)の内角高めフォーシームにバットを当てたが二直に倒れた。5回2死一塁では、フルカウントからの7球目、外角寄りの97マイル(約156キロ)を左飛だった。

7回1死一塁の第4打席は3番手左腕ラミレスと対し、左飛に倒れた。4打数無安打で、5日レイズ戦以来となる無安打だった。打率は3割9厘となった。

チームはコールに対し、4回に6番カサスが先制適時打を放ち、6回には4番ディバースが14号ソロで1点を追加。7回にも9番ヘルナンデスが2番手右腕アブレイユから6号ソロを放ち、1点差で逃げ切った。

吉田は「(相手のコールは)1つ1つの球の切れ、強さを感じた。次回対戦したときに攻略できるよう準備をしたい。(ヤンキースタジアムは)声援が大きかった」と振り返った。