レンジャーズのホセ・アドリス・ガルシア外野手(30)が37号本塁打を放った。ア・リーグ3位で、トップで44本塁打をマークしているエンゼルス大谷翔平投手(29)まで残り7試合で7本差に迫っている。

0-1で迎えた6回1死、エ軍の3番手右腕ハーゲットから5番ガルシアが右中間へ37号ソロを放ち、同点。続いて6番DHのガーバーが左翼ポール直撃の19号ソロで勝ち越し。さらに、左打者ローが弾丸ライナーの1発を右越えに運び、あっという間に3得点で逆転した。

ア・リーグ西地区制覇に向けて勢いづくレンジャーズが、3者連続アーチで一気に逆転した。

大谷に日本人初のホームラン王獲得がかかるファイナルウィークがこの日からスタート。38本で2位のロベルト(ホワイトソックス)がこの日は試合が中止となった。前日の試合で左膝を負傷し、精密検査を受けるとされている。大谷と6本差で残り6試合だ。

4位で35本のヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(31)はダイヤモンドバックス戦に出場し、第4打席で右中間に大飛球を放ったが、ホームランキャッチされ「幻の36号」となった。大谷と9本差で残り6試合だ。

▽本塁打2位以下選手の相手球団

◆ロベルト(ホワイトソックス)38本 26~28日ダイヤモンドバックス戦(今季対戦なし)、29、30日、10月1日パドレス戦(今季対戦なし)

◆ガルシア(レンジャーズ)37本 26、27日エンゼルス戦(今季3本)28~30日、10月1日マリナーズ戦(今季1本)

◆ジャッジ(ヤンキース)35本 26~28日ブルージェイズ戦(今季4本)29、30、10月1日ロイヤルズ戦(今季対戦なし)

◆ディバース(レッドソックス)33本 26、27日レイズ戦(今季1本)28~30、10月1日オリオールズ戦(今季1本)

◆シーガー(レンジャーズ)33本 26、27日エンゼルス戦(今季4本)28~30日、10月1日マリナーズ戦(今季3本)

【動画】ガルシア37号、逆方向の右中間へ豪快弾 エンゼルス本拠地で大谷翔平まで7本差に接近