レギュラーシーズンも大詰めを迎えた時点で、今季は両リーグともプレーオフ進出をかけた大混戦に。ワイルドカードの2枠を争うナ・リーグでは最大4球団が同率で並ぶ可能性が残されているが、MLB公式サイトは最終結果別にプレーオフ進出球団を確認する記事を掲載した。

ダイヤモンドバックスとカブス、マーリンズ、レッズが同じ勝利数だった場合は、それぞれの直接対決の勝率の結果でマーリンズがワイルドカード2位の座をゲット。残った3球団で再び勝率を争い、レッズがワイルドカード3位でプレーオフ進出となる。

3チームが並んでシーズンを終え、残り2枠を争う場合はより複雑に。マーリンズがワイルドカード2位となったケースでは、カブスとダイヤモンドバックスの両方に勝ち越したレッズがワイルドカード3位となる。

ダイヤモンドバックスがワイルドカード2位の場合は、マーリンズとレッズに負け越したカブスがまず脱落。残った両球団の直接対決は3勝3敗だったが、同率で並んだ球団との対戦勝率でレッズを上回ったマーリンズがワイルドカード3位の座を手にする。

レッズがワイルドカード2位の場合は、直接対決でダイヤモンドバックスとカブスのいずれにも勝ち越したマーリンズがプレーオフ進出。カブスがワイルドカード2位の場合は、残った3球団の直接対決の勝率で比べた結果、マーリンズが上位となる。

どこか1球団が脱落し、残った3球団が同率となるケースもあり得る。レッズが脱落した場合はマーリンズとダイヤモンドバックスがワイルドカードを獲得してカブスが脱落。ダイヤモンドバックスが脱落した場合はマーリンズとレッズがプレーオフ進出でカブスが脱落し、マーリンズが脱落した場合はレッズとダイヤモンドバックスがプレーオフ進出でカブスが脱落となり、カブスが脱落した場合はマーリンズとレッズが勝ち上がってダイヤモンドバックスが脱落となる。