エンゼルスのマイク・トラウト外野手(32)が、12年ぶりの先頭打者弾を放った。

本拠地でのオリオールズ戦に4年ぶりに1番打者で先発。第1打席でカウント1-2からロドリゲスの直球を捉え、右中間に運んだ。先頭打者アーチは、盗塁王に輝いたメジャー2年目の12年9月12日のレンジャーズ戦以来、通算6本目。打順を2番から変更したワシントン監督は「今夜の変更は当たったが、私というよりマイク(トラウト)のおかげだね」とほめた。

今季のトラウトは本塁打を量産しており、9号はオズナ(ブレーブス)と並んで両リーグ最多となった。昨年までの盟友、ドジャース大谷との同日アーチ「トラウタニ弾」は8日以来、今季2度目。チームの連敗を5で止める1発で、大谷に負けない存在感を示した。エ軍は今季10勝14敗で、ア・リーグ西地区の3位につけている。