次の夢は、日本の誇る食文化「SUSHI(すし)」でドジャース大谷翔平投手の活力に!?
大谷のお面をかぶったモノマネ「ミニタニ」として全試合現地観戦を継続中のお笑い芸人アキ・テリヤキが今年3月、米ロサンゼルスですし店をプロデュースし、オープンした。21日、日刊スポーツの取材に応じ、新たな挑戦の思いや今後の展望を明かした。
「今や世界中で日本食がトレンドとなり、ロサンゼルスでも高い人気を誇る市場となっています。当店では日本から空輸便で仕入れた新鮮で活きの良いお魚を提供し、日本料理と日本文化の素晴らしさをアメリカに発信しています。また、米国で活躍する大谷選手やダルビッシュ選手などのメジャーリーガーたちの、食の面でのサポートも目指しています」
06年に日本から渡米後、ダルビッシュ有のモノマネ「ミニビッシュ」で全米に認知された。「ミニタニ」として日米のテレビ出演なども増え、知名度は上がった。昨年はエンゼルスから始球式の打診を受け、マウンドにも上がったほどだ。すし店の開業は大谷とともに全米を駆け回ってきた際に支えてくれた方々への感謝の思いでもある。
「大谷選手の活躍をエンターテインメントの世界からも応援したい。そんな思いからも、全く顔が似ていないのにどうしたらモノマネができるのか…。気づいたら大谷選手のお面をかぶってました(笑い)。しかし、そのお面モノマネがまさかのヒット。米国人のオープンマインドにも支えられ、驚くべきことに大きな反響を呼び、メジャーリーグ全162試合を観戦する男として注目されるようになりました。何がきっかけでブームとなるのか分からないのが米国」
店舗はドジャースタジアムからサンタモニカビーチ方面へ車で約20分の距離に位置する。魚の絵と漢字の「魚」を組み合わせた看板が目印となっている。店名は店主であり、数々の名店での修行を経て板長も務める森希望さんの名前から「MORI NOZOMI」。従業員も全員女性だ。
「日本人女性のすし職人はかなり珍しいと思います。米国でも聞いたことがない。店のスタッフが全員女性なのは、女性が輝ける活躍の場を提供するのがコンセプトだからです。全米の球場を巡る中で驚いたのは、スタジアムに訪れる女性ファンの多さ。さらには野球に対する深い知識や選手情報を持つ女性ファンにも数多く出会い、とても衝撃的でした。多様な文化が交錯する米国では、個性豊かな集団が存在します。また、女性活躍推進の動きも進んでおり、『MORI NOZOMI』からも女性ビジネスパーソンに新たな力を与えたいと願っています」
現在は1日8人限定、おまかせのみで営業中だ。今後はメジャーリーガーの食事や、ドジャースタジアム内の出店など、夢は尽きない。
「飲食界のメジャーリーグ、1000億円も目指します。まずは、もし大谷さんファミリーが来ていただけるのであれば、ご招待したいです」
ドジャースとプロスポーツ史上最高額の10年総額7億ドル(当時のレートで約1015億円)で契約した大谷の背中を追うのは、野球だけではなくなった。「ミニタニ」と「スシタニ」の二刀流で…。【鎌田直秀】



