パドレスのダルビッシュ有投手(39)が14日(日本時間15日)、本拠地でのロッキーズ戦に先発し、6回途中まで3失点でまとめ、8月22日以来、4試合ぶりとなる4勝目(5敗)を挙げた。
序盤から打線が活発で3回までに7点をリード。それでも「相手のウイークポイントを攻める。それは特に点差が開いても変わらない」と、自ら配球を組み立てた。4回にソロ本塁打を浴び、6回、死球と安打で走者を背負った状況で交代した。「まだいけるなと思ったんですがね」と振り返ったものの、今後の優勝争い、プレーオフを見据え、納得したうえでシルト監督にボールを渡した。救援投手が直後に本塁打を浴びたため、ダルビッシュに2失点が加わったとはいえ、安定感十分の82球だった。
過去数試合は、ツーシームの動きを課題に挙げていたが、この日は右打者の外角、左打者の内角へ投げ込み、見逃し三振も奪った。「試合がだんだん進んでいくにつれて、数試合前のいいときのツーシームが戻ってきた感じがした。全体的には悪くない」。最速155キロをマークするなど、シーズン大詰めで上昇気配。開幕以来、右肘痛で出遅れたベテラン右腕が、いよいよ底力を発揮し始めた。



