感動的なシーンの直後に、現地放送では笑い声が響いた。

この日は今季限りでの引退を表明しているクレイトン・カーショー投手(37)が、6回途中を無失点7奪三振で降板。6回無死でスアレスを通算3052個目の三振に仕留めると、盟友フレディ・フリーマン内野手(36)がベンチからマウンドへ駆け寄り、マウンドを降りることとなった。

カーショーは内野陣とハグを交わし、総立ちのスタンドへ手を振り感謝。球界のスターへ、感動的な演出が行われた。

その後、カーショーはベンチに座って一段落。するとフリーマンが「カーシュ(カーショーのニックネーム)! そのボールくれよ!」と冗談を飛ばすと、カーショーは短く「No」と答えた。マウンド上でも同じやりとりが行われていたようで、この様子には現地実況を務めた「スポーツネットLA」のスティーブン・ネルソン氏とジェシカ・メンドーサ氏も大爆笑だった。

チームはフリーマンの24号2ランや大谷翔平投手(31)の55号ソロなどで勝利。カーショーは11勝目をマークしてレギュラーシーズン最終戦を終えた。

フリーマンは同局のインタビューに「最後の数イニング、彼のキャリアに浸ったんだ。彼がキャリアで達成してきたことを考えると、胸が締め付けられるような思いです。クレイトンにふさわしいピッチングだった。このチームの一員なれて本当にうれしいよ」と話した。カーショーも「素晴らしい日だった。純粋に楽しもうと思った。チームメート、コーチ陣、ファンの声援すべてに感謝です」と口にした。

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