BS・NHKで解説を務めた元オリックス、カージナルスの田口壮氏(56)が、絶体絶命の場面で行ったデーブ・ロバーツ監督(53)の采配をたたえた。

同点に追いついた直後の9回裏、2イニング目に入ったブレーク・スネル投手(32)が1死一、二塁のピンチを招いたところで交代。代わって第6戦で先発し、試合途中からブルペンにも入っていた山本由伸投手(27)がマウンドに上がった。

山本にとっての先頭カークに死球を与えて1死満塁の大ピンチを招いた。フライアウトも取れない緊迫の場面で、ロバーツ監督は守備交代を指示。中堅手をエドマンからパヘスに変更し、前進守備で挑んだ。続くバーショの打球を二塁手ロハスが好捕し、難しい体勢から本塁へ送球してアウト。相手ベンチがチャレンジしたが判定はそのままで2死目を取った。

続くクレメントには、山本のカーブを左方向に捉えられ、中堅手パヘスと左翼手キケが全力疾走で打球を追った。2人は交錯しながらも、パヘスがジャンピングキャッチで3死目を取った。

田口氏は「絶対取らないといけない場面です。交錯しますねよね、お互いに声は聞こえていないと思います。その中でパヘスは無理やり取りましたね。直前の守備位置交代は正解でした」とたたえた。

【動画】山本由伸、2死満塁サヨナラのピンチ脱出 中堅パヘス大飛球を交錯もナイスキャッチ