ドジャース大谷翔平投手(31)は前日22日の登板中、ジャイアンツ側のベンチをちらちらと見ていた。2回、6番・李政厚(イ・ジョンフ)との対戦の時には、両腕を使ったジェスチャーで何やらジ軍側にメッセージを送っていた。
登板翌日、敵将トニー・ビテロ監督が、謎の行動の訳を説明。「ピッチクロックがちょうどあの位置(ベンチ前の手すり部分)にあるんだ。彼はそれを見たかったのだと思う。コーチの一人がスタッツ・シート(データ資料)を持っていて、手で見にくくなっていた。観客もいる中で、まるでジェスチャーゲームみたいな感じの状況だった」と明かした。
オラクルパークは両サイドのベンチ側の手すり部分にピッチクロックが表示されており、もたれかかっていたジ軍コーチの腕で、見えにくかったようだ。
身ぶり手ぶりの意思伝達は成功。その後は、問題なく投球した。大谷は6回を投げ、5安打無失点、7奪三振で圧倒。同監督は「昨日みたいなピッチングをしている時は特に、彼をイラつかせない方がいいね。ただただ、素晴らしい。投打両方であれだけのことができるのはすごいし、あの負荷に耐えられるのも本当にすごい。昨日の彼は、おそらくほぼベストに近い出来だったんじゃないかな」と脱帽の様子だった。



