【サンディエゴ(米カリフォルニア州)20日(日本時間21日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(31)が、二刀流らしさ全開のパフォーマンスで快勝に導いた。パドレス戦に「1番DH」で出場し、第1打席の1球目に中越えの8号ソロ本塁打を放った。先発投手が先頭打者アーチを放つのは、レギュラーシーズンでは史上初。4登板ぶりのリアル二刀流で注目される中、雑音をかき消した。投手では88球を投げ、5回3安打無失点。防御率0・73とし、今季4勝目を挙げた。

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▼ドジャース大谷が先頭打者本塁打。投手では昨年のナ・リーグ優勝決定戦以来だが、公式戦では大谷に限らずメジャー史上初。

▼投球と打撃を1試合で同時にこなす「リアル二刀流」では、昨年9月16日のフィリーズ戦以来、公式戦通算16試合目、17本目の本塁打(他にポストシーズンで3本)。勝利投手となったのは、エンゼルス時代の23年6月27日ホワイトソックス戦以来3年ぶり。投手として16試合の成績は7勝1敗、防御率2・58。

▼先頭打者本塁打は4月12日レンジャーズ戦以来、通算27本目。初球を打ったのは前記以来6本目で、1回表の初球「プレーボール弾」は、昨年5月26日ガーディアンズ戦以来3本目。

▼大谷は先発で5回無失点。先発で無失点に抑え、なおかつ本塁打を打ったのは、ポストシーズンを含めて7試合目。MLB公式サイトのラングス記者によると1900年以降で、殿堂入り右腕ボブ・ギブソン(カージナルス)の6度を抜いて、単独で最多となった。

▼規定投球回未満だが、防御率は0・73。飛ぶボールとなった1920年以降、先発8試合以上(オープナーを除く)では、史上6位に相当する。1位は81年バレンズエラの0・50。

大谷翔平、先頭打者8号弾 投げては5回無失点で4勝目 今季4度目二刀流で躍動/詳細