【ニューヨーク19日(日本時間20日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(31)が、左ひざの完全回復まで登板しないこととなった。

22日(同23日)のフィリーズ戦に予定されていた後半戦最初の先発を回避。ロバーツ監督を始め球団は次回登板を白紙の状態とする一方で、打者では起用していく方針を示した。大谷はこの日のダブルヘッダーに2試合とも「1番DH」で出場。試合間にはキャッチボールを行い、状態を確認した。

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想定されていた投手大谷の復帰時期が不透明になった。第1試合前、ロバーツ監督が登板回避の意図を説明した。「トレーナーが彼と話して、もし100%ではないなら無理する必要はない、と。選手は出場したいと思うものだが、どちらかと言えば球団側から、投げる必要はないと判断した」。左ひざの状態を考慮し、出場意欲が高い大谷に回復期間を延ばすことを提案した形だ。

次回登板はいったん白紙-。同監督は「日ごとに状態を見て、ということではない。ショウヘイ抜きで、先発ローテーションを回していく。ある程度、時間がかかる」とし、シーズン終盤やポストシーズンの戦いに向けて、万全の状態を整えることが最優先とする考えを示した。今後についても「投球では着地する時に負担がかかる。まずは平地で投げて、それから傾斜のあるマウンドで投げて、状態を確認する必要がある」と、慎重な姿勢に徹した。

一方で打者出場は続けていく。この日は2試合とも「1番DH」で出場し、第1試合は2安打2打点で勝利に貢献。第2試合は6回の第3打席、一ゴロで全力疾走し、左足でベースを踏んだ際に体勢を崩しかけるヒヤリとする場面もあった。ダブルヘッダーでフル出場した大谷の左ひざの状態について同監督は「問題ない。一塁ベースでのプレーについても、彼に聞いて『大丈夫』と言っていた。今日はキャッチボールもこなしたし、彼にとっては全体的にいい1日になった」と語った。

次回登板のメドが立たない状態だが、大谷は試合間に約60メートルのキャッチボールを行い、状態を確認。2試合とも必要に応じて全力疾走するなどハッスルプレーを見せた。チームは11・5ゲーム差で首位を独走する。「2週間、3週間(登板が)空いても、我々としては心配する必要はない。投げても悪化しないようにするのが第一」とロバーツ監督が言うように、投手大谷の復帰は左ひざが完全回復してからでも遅くない。

大谷翔平、第2試合は4打数1安打 第1試合は2安打2打点、山本由伸が10勝目/詳細>>