【阪神元山飛優】あれは「お、おるな」の顔だった…妙に冷静な表情の裏にあったもの

元山飛優内野手(27)に脚光が当たっています。7月途中から遊撃のレギュラーを勝ち取り、優勝に勢いづくチームのラッキーボーイ的な存在になりました。大きく勝ち越した8月の「隠れMVP」かもしれません。随所に見せる遊撃守備での気になる動きに注目し、考え方の一端に触れることができました。

プロ野球

★元山飛優が見せた”冷静”の裏側

  • あの妙に冷静な表情の意味とは
  • 「お、おるな」の顔に隠された高度な状況判断
  • 8月23日のビッグプレーにも共通する遊撃手の本質

◆元山飛優(もとやま・ひゆう)1998年(平10)12月4日生まれ、東大阪市出身。佐久長聖(長野)1年夏、3年夏に甲子園出場。東北福祉大では2学年上の中野拓夢(阪神)と二遊間を組んだ。大学日本代表。20年ドラフト4位でヤクルト入団。23年12月に宮川哲とのトレードで西武移籍。25年限りで戦力外となり阪神と契約。今季推定年俸1200万円。背番号00。181センチ、82キロ。右投げ左打ち。

ウォーミングアップをする元山飛優(撮影・加藤哉)=2026年8月8日

ウォーミングアップをする元山飛優(撮影・加藤哉)=2026年8月8日

冷静な表情の真相

元山は「新・恐怖の8番打者」として粘り強く、勝負強さもある打撃を売りにしている。ただ、遊撃手はまず堅実に守れないと試合に出続けられない。その点、元山は十分にクリアしていると言える。

ずっと記者が気になっていたプレーがある。

実はとんでもない高度なプレーだったのでは? 仮説を立てて本人に確認した。

本文残り76% (1457文字/1924文字)

1977年6月生まれ、長野市出身。2003年入社。
約20年の取材歴の大半が野球担当。記者としては阪神、広島、オリックス、中日、高校野球などを歴任。現在は大阪を拠点に阪神担当を務める。
取材で意識していることは「見えないものを見る」。アスリートの魅力、競技の奥深さを広い世代に届けたい。 趣味は旅行、料理、立ち飲み、お笑い、ドラマ、ウオーキング。喫緊の課題は高血圧。