ホワイトソックス村上宗隆内野手(26)がチームの中心選手としての役割を全うした。

8日(日本時間9日)の本拠地でのガーディアンズ戦に「2番一塁」で出場。2点ビハインドで迎えた6回の第3打席で2試合連続となる今季26号ソロを放った。チームはこの回一挙5得点で逆転勝利。連敗を4で止めた。村上の1発で今季の日本人メジャー選手による合計本塁打数が100の大台に乗った。

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決して振り負けたわけではない。村上は狙い澄まして逆方向にはじき返した。カウント1-1からの3球目。先発右腕ウィリアムズの99・8マイル(約160・6キロ)のシンカーを捉えた。打球は左翼ポールへ一直線。2戦連発の26号ソロに「真っすぐが2球来て、2球目の甘い球を見逃したので、もう1球来るかなと思いながら打ちにいった。日本より(球の速い投手を)見る機会も多いし、アジャストというか成長はしているかな」とうなずいた。

目の覚めるような当たりだった。前夜は高くかち上げたムーンショットを披露。この日はライナー性の痛烈な打球でスタンドまで運んだ。本拠地のファンはお祭り騒ぎ。4連敗中で停滞ムードだった球場の雰囲気を一振りで振り払った。村上の一撃で打線も目覚め、この回一挙5得点。鮮やかな逆転勝利を収めた。

何かとメモリアルな1発になるのも“村神様”と言われるゆえんだろうか。村上の本塁打で今季の日本人メジャー選手(村上、大谷、岡本、鈴木、吉田)による合計本塁打数が100の大台に到達。これまでの最多は25年の91本で、各チームの残り試合が40試合以上あることからもハイペースであることが分かる。「これが当たり前になるようなレベルに日本選手もなっていくと思う。(大谷)翔平さんが思いっきり引っ張ってくれている。それについていけるように」と謙遜するが、村上も日本人“クインテット”の中心であることは間違いない。

目指すは21年以来の地区優勝。同地区2位のガーディアンズとの首位攻防戦を制し、ゲーム差を3に広げた。昨季まで3年連続100敗以上だったチームを生まれ変わらせた主砲は「今日勝つことがすごく大事」。中心選手として、チームの勝利に胸をなで下ろした。