昨年5月、米独立野球リーグでバット10本とトレードされ、話題となったジョン・オドム投手が、昨年11月5日に亡くなっていたとAP通信が3日、伝えた。26歳だった。死因は薬物やアルコールの過剰摂取。

 オドムはカナダのカルガリーと契約したが、カナダへの入国審査で、17歳のときのけんかによる罪が発覚し、入団が不可能に。米テキサス州のラレドに「メープル材のバット10本との交換」でトレードされた。だが、敵地で「バットマン」のテーマが流れるなど、からかわれ、シーズン中に音信不通になっていた。昨季のラレドの監督は「あのトレードが彼を苦しめた」と話した。