米大リーグを代表する強打者で、本塁打王4度のマーク・マグワイア氏(46)が11日、当時の大リーグ最多を更新するシーズン70本塁打を記録した1998年にステロイド(筋肉増強剤)を使用していたことを認めた。AP通信が伝えた。

 マグワイア氏はAP通信に送った声明で「手を出すべきではなかった。心からおわびしたい」などと謝罪。89年シーズンオフから10年ほどにわたって使ったとし「故障に悩まされ、ステロイドが回復を速めてくれると自分に言い聞かせた」とした。AP通信はHGH(ヒト成長ホルモン)も使用したと伝えている。

 大リーグが薬物使用者に出場停止などの罰則を科すようになったのは2004年から。

 通算583本塁打を放ち、01年を最後に引退したマグワイア氏は、05年の米下院公聴会で筋肉増強剤などの薬物使用についての質問に「過去の話をするために来たのではない」と繰り返し、その後は沈黙を守っていた。今季からカージナルスの打撃コーチに就任するため、疑惑について説明するかどうかが注目されていた。