レッドソックス松坂大輔投手(30)は10日、ロサンゼルス市内の病院で右腕の腱(けん)を肘に移植する靱帯(じんたい)修復手術を受けた。手術は無事に成功し、倫世夫人に付き添われて病院をあとにした。

 肩、肘の権威、ルイス・ヨーカム医師執刀による手術は約2時間で終了し、松坂は「手術は無事終わりました。きょうから1日も無駄にしないようにリハビリに取り組んでいきたい」と通訳を通じてコメントした。全身麻酔のため車いすで病院玄関に現れ、助けを借りながら車に乗り込んだ。

 松坂の代理人を務めるスコット・ボラス氏は「手術は成功し、ヨーカム医師も喜んでいた。完全に治して10~12カ月で復帰できるはず」との見通しを語った。