カブスは28日、福留孝介外野手(34)のインディアンス移籍を発表した。1対2の交換トレードで、インディアンスからはマイナーの投手と外野手の2選手が移籍する。福留の背番号はカブス時代と同じ「1」で、29日に本拠地のクリーブランドで行われるロイヤルズ戦から試合に出場する予定。

 ア・リーグ中地区で首位争いを展開中のインディアンスは、主力で韓国出身の秋信守外野手が左手親指の骨折で戦線を離脱しているため、代わりに右翼を守れる好選手の獲得を目指していた。

 福留は中日からフリーエージェント(FA)でカブスに移籍。4年契約の最終年の今季は、主に1番打者で出場し、27日現在で打率2割7分3厘、3本塁打、13打点。出塁率は3割7分4厘と高い数字を誇っている。メジャーでの通算成績は513試合で打率2割6分2厘、37本塁打、169打点。1年目の2008年にはオールスター戦に出場している。

 28日のブルワーズ-カブスの試合前にトレードが発表されたため、福留はこの試合に出場しなかった。