左肘靱帯(じんたい)の部分断裂と診断されたオリオールズ和田毅投手(31)が、11日(日本時間12日)にカリフォルニア州ロサンゼルスで靱帯再建術を受けることが決まった。ソフトバンク時代の07年に左肘の遊離軟骨除去手術を受けたルイス・ヨーカム医師が執刀する。

 和田は昨年12月に815万ドル(約6億5200万円)の2年契約を結びオリオールズに入団。メジャーの公式戦に1度も登板することなく、今季中の復帰は絶望となった。

 和田は「とても残念。全力でリハビリに取り組み、チームの勝利に貢献できるような状態で戻りたい」などとコメントした。

 ショーウォルター監督は「手術を受け来季に備えてもらう。手術は早ければ早いほどいい」と前向きに話した。