<ア・リーグ優勝決定戦:タイガース8-1ヤンキース>◇第4戦◇18日(日本時間19日)◇コメリカパーク

 ヤンキースが4連敗を喫し、ワールドシリーズ進出はならなかった。イチロー外野手(38)は「1番左翼」で先発出場。3打数無安打に終わり、今シーズンが終了した。ヤン000001000=1タイ10140011X=8

 <1回>

 ◆イチロー第1打席。先頭打者。9球粘ったがフルカウントから151キロ直球に詰まって三飛。出塁できず。

 ヤンキースは2番スウィシャー、3番カノは連続三振に倒れ無得点。

 タイガースは1番ジャクソンが二飛、2番インファンテが三塁内野安打、3番カブレラは左飛、4番フィルダーが左前安打で2死一、三塁。ここで5番ヤングが右前適時打を放ち1点を先制した。

 <2回>

 ヤンキースは4番テシェイラが左飛、5番イバネス、6番チェベスが連続三振で3者凡退。

 タイガースは2死一、二塁まで攻めたが無得点。

 <3回>

 ◆イチロー第2打席。2死後9番ヌネスがエラーで出塁。カウント0-2からの3球目にヌネスが二盗成功。3-2から内角直球を見極め四球。しかし2番スウィシャーは見逃し三振に倒れ無得点。

 タイガースは安打、四球、エラーなどで2死満塁。8番ガルシアの遊撃への適時内野安打で2点目。

 <4回>

 ヤンキースは3番カノが中飛。4番テシェイラ、5番イバネスが連続三振で3者凡退。ここまで無安打、7三振。

 タイガースは1死一塁から3番カブレラが左翼席へ豪快な2ラン。これで4-0。さらにペラルタにも2ランが飛び出し6-0とした。この後7番ダークスに二塁打されたところでサバシア降板。エプリーが登板した。

 <5回>

 ヤンキースは6番チャベス、7番マーティンが連続三振。8番ガードナーは中飛で3者凡退。依然ノーヒット、9三振。

 タイガースはヒットとエラーで2死一、二塁も4番フィルダーは二ゴロに倒れ追加点ならず。

 <6回>

 ◆イチロー第3打席。9番ヌネスがチーム初安打となる左中間三塁打。無死三塁。0-2から3球目の外角直球をカットしようとしたが当たらずハーフスイング空振り三振。

 1死三塁から2番スウィシャーの適時二塁打で1点を返した。なおも2死一、三塁で5番イバネスに代打は試合中にナンパ疑惑のAロッド。中飛に倒れ追加点ならず。

 タイガースは2死後、短長打で二、三塁としたが無得点。

 <7回>

 ヤンキースは先頭のニックスが四球で出塁も無得点。

 タイガースはジャクソンがソロ本塁打を放ち7-1。

 <8回>

 ◆イチロー第4打席。先頭打者。タ軍投手は左腕コーク。1-2から4球目を打って投手ライナー。コークがグラブでたたき落とし投ゴロ。

 2番スウィシャーは中飛、3番カノは一ゴロで3者凡退。ヤンキース、追い詰められた。

 タイガースはペラルタが左翼へソロ本塁打し8-1。

 

 <9回>

 ヤンキースは4番テシェイラが遊飛、5番Aロッドが遊ゴロ、6番ニックスが一飛に倒れ試合終了。