米国野球殿堂は1日、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(39)ら大リーグOBが出場する記念試合を5月24日に殿堂のあるニューヨーク州クーパーズタウンで開催すると発表した。

 往年の名選手30人が各球団を代表してプレーする趣向で、松井氏はヤンキースからの選出。松井氏を含め通算612本塁打のジム・トーミ氏(インディアンス)や捕手として歴代最多出場のイバン・ロドリゲス氏(レンジャーズ)ら23選手の出場が決まっている。

 松井氏のクーパーズタウン訪問は巨人時代の1999年に殿堂を見学して以来。「クーパーズタウンという場で野球をやらせていただく機会はなかなかない。ヤンキースOBを代表するのですから、恥ずかしくないプレーをしたい」と話した。

 当日は試合に先立って選手のパレードなども行われる。監督、コーチはオジー・スミス氏やエディー・マレー氏ら6人の殿堂選手が務める。