<レッドソックス10-5エンゼルス>◇9日(日本時間10日)◇フェンウェイパーク

 レッドソックス上原浩治投手(38)が珍しく制球を乱した。7点リードの8回に登板も、1安打3四死球で2点を失って2/3回で降板。死球は大リーグ5年目で初めて。1イニング2四球は2年ぶりで、救援では2度目だった。際どいコースのボール判定に何度もファンからブーイングが起こったが「審判が絶対の世界。自分のせい」。

 ▼上原がケンドリックに死球を与えた。上原の与死球は09年の渡米後、183試合目、打者920人目で初めて。公式戦では巨人時代の07年5月27日オリックス戦でラロッカに与えて以来、6年ぶりになる。また、与四球2も珍しく、オリオールズ時代の11年4月17日インディアンス戦以来、渡米後の救援登板171試合で2度目。