日本ハム大谷翔平投手(22)がベストナインで史上初のダブル受賞を果たした。25日、パ・リーグのベストナインが発表され、投手と指名打者部門で選ばれた。投手部門は2年連続2度目、指名打者部門では初の受賞。今季から投票規定が変更され、これまで禁止されていた投手と野手の重複投票が認められ、快挙達成となった。

 今季は21試合に登板し10勝4敗、防御率1・86。打撃では104試合で104安打22本塁打を放ち、打率3割2分2厘をマーク。投打で活躍し、チームを10年ぶりの日本一に導いた。

 大谷は「投手と指名打者の2部門で選んでいただけたことを大変ありがたく、光栄に思います。規定打席にも規定投球回にも届いていなかったので、まさかという気持ちです。来季は投手としても打者としても今季以上の結果を残せるように、今からしっかりと準備していきます。そして、自分の成績が、ひとつでも多くチームの勝ちにつながって、2年連続で日本一になれるように頑張ります」とコメントした。