中日森繁和監督(62)が好投を続ける岩瀬仁紀投手(42)を高く評価した。岩瀬は8回の1イニングを3者連続三振。これでオープン戦4試合無失点となった。

 指揮官は「もっとキツいところで考える。色んな比較をしていく中で、そこに岩瀬の名前が入るかどうか。ブルペンにいるだけで違うから」と通算402セーブを誇る左腕への期待を口にした。このまま好調が続けば、いまだ流動的な「勝利の方程式」に組み込む可能性も出てきた。

 左肘の故障で15年は登板なし、昨年も15試合で満足な結果を得られなかった球界最年長も「投げ方を少しずつ思い出している」と復活への手応えをつかみつつある。