日本・台湾の“4割男”がバットを持って初競演した。近藤が米アリゾナで合同自主トレに参加。台湾で2度の4割超えを達成した王柏融(ワン・ボーロン)と並んでティー打撃を行った。

近藤は「バットの軌道はいい」と王の技術の高さに感心。王も近藤を「パワフルな印象。いいところがあれば、自分の打撃にも取り入れたい」。互いに認め合いながら共闘を誓った。

2人は93年度生まれの同学年。近藤は早速、コミュニケーションを図っている。「ちょくちょく話しています。いいやつです。飯も、アリゾナで一緒に行こうと言いました」。上沢や松本ら王と同学年の選手が集まって、現地で歓迎会を実施することも決まった。「何を食べるかは、これから考えます。札幌でも(家が)近所になりそうなので、やりやすい環境を僕らが作ってあげたい。そうすることで力を発揮しやすくなると思う」。グラウンド内外で同期の絆を深め、ともに大爆発していく。