準備万端整った。ロッテのドラフト1位藤原恭大外野手(18=大阪桐蔭)が30日、キャンプ地の沖縄・石垣に到着。2月1日のキャンプ初日に行われる紅白戦出場に意欲を見せた。「自分の中では100%に仕上げてきたので出来ることをしっかりやりたい」と力強く言った。

キャンプに臨むに当たり、17年ドラフト1位の安田から金言を授かった。「『あいさつだけはしっかりした方がいい』と言われた。しっかりやっていきたい」。インフルエンザで5日間の離脱もあり、先輩20人ほどにしかあいさつ出来ていなかったが、羽田空港で約30人にあいさつ。先輩の言うことを忠実に守った。

小学生以来、人生2度目の石垣島は不安と期待が入り交ざる。「気疲れもすると思うし、練習もしんどくなると思う。そういう面では不安。まだやってないけど、どういう感じか気になります」と不安を口にするが、楽しみを大きい。「ここから実戦も増えて来るし、プロの球を見られるのが楽しみです」と心を躍らせた。

キャンプではチームメートみなライバルで、競争に勝つためにはアピールするしかない。「年は関係ない。少しでも目立てるように自分も頑張りたい」。いよいよロッテ藤原が本格始動する。【久永壮真】