阪神は31日、「ウル虎の夏2019」を開催すると発表した。7月23~25日のDeNA戦、7月30日~8月1日の中日戦の計6試合(いずれも甲子園)。試合で着用する黄色を基調としたサードユニホームも発表され、キャプテンの糸原健斗内野手(26)と選手会長の梅野隆太郎捕手(27)がモデルとして登場。若い2人の柱が、燃える思いを語った。

糸原の左胸には「C」が輝いた。この日初めてキャプテンマークを披露。「重いです。Cマークは重いです」。短い言葉の中に責任感をにじませた。阪神史上最年少での主将就任となったが「去年とやることは変わらないと思うので、去年同様しっかり1年間戦えるように頑張ります」。等身大でチームを引っ張るつもりだ。

6年目を迎える梅野も、チームの中心として自覚は強い。1日に始まるキャンプに向けて「まずは選手全員が、シーズン1年間通してケガなくやれることが一番だと思う。個人的にもキャリアハイを目指して、そしていい準備をして開幕を迎えたいという気持ちでいっぱいです」と意気込んだ。

今年の「ウル虎イエローユニホーム」は全面に燃える炎がプリントされた華やかなデザイン。梅野と糸原は、製作段階から意見を出していたという。梅野が「シーズン通して戦っていく中で、こういうデザインで選手は熱く戦っていきたいなという思いです」と言えば、糸原は「炎のように熱い応援をお願いします。頑張ります!」。昨年の「ウル虎の夏」は6試合を戦い1勝5敗。今年こそ燃える夏に、そして熱いシーズンにする。