楽天岸孝之投手(34)が2日連続でブルペン入りした。

前日に続いて捕手を立たせた状態で感触をチェック。「(今年に入って)傾斜を使って投げるのが、キャンプが初めて。球数は聞かずに、自分の中で(納得がいくまで)」と100球ほど腕を振った。

「キャッチボールみたいなもの。ピッチングという意識では入っていないので。徐々にです」という調整ぶりには貫禄も漂う。平石洋介監督は開幕投手について、則本昂大との二者択一の意向を示している。「もちろんやりたい気持ちはあるけど、意識しすぎず、マイペースにやっていきたい。自分の状態は分かっているつもりなので」と着実にコンディションを上げていく。