阪神の開幕投手争いが開戦だ。矢野燿大監督(50)が7日に予定される紅白戦からのバトルを予告。まずは才木、望月らが登板予定で「競争やから結果というのがそこには入ってくると思う。可能性っていうのを俺は見ている」と話した。

高卒3年目の浜地を含めたトリオは昨秋安芸キャンプでも指揮官からMVPにの評価を得た。「去年の秋も望月、浜地、才木が面白い、潜在能力が高いということで期待しています。その3人も開幕投手をやる可能性もあるし、本人に言うと才木なんか『僕、やります』と一番に言ってきた。何か頼もしいな」と言及した。

3月29日のヤクルト戦(京セラドーム大阪)の開幕投手は未定だ。5年連続6度目を目指すメッセンジャーやオリックスからFA加入の西らが有力候補だが、指揮官は高卒3年目で1軍登板がない浜地の名前まで挙げた。プロ初先発が開幕戦なら新人以外では異例。まずは、勢いある若手が大役の座を巡って仕掛けていく。