日本ハムドラフト1位の吉田輝星投手(18)は6日、独自の調整であす7日の3度目のブルペン入りに備えた。

高校時代から70~80メートルの遠投を調整法としているが、この日は約半分の距離に縮めた。「今の球の軌道だと、あまり良い球がいかない。30~50メートルくらいで良い球がいけば、遠投でもちゃんと投げられるという考えで」と意図を明かした。

反省からの取り組みだった。2、5日のブルペン投球では右足から左足への体重移動を課題に挙げ、満足いかない内容だった。課題克服へ原点を再確認し「今日のキャッチボールは全般的に良い球が投げられていた。明日はしっかり体重を右足に乗せて、その重さを感じてから投げたい」。1歩ずつ成長へつなげ、16日の紅白戦に臨む。